初めて成都に着いたとき、出迎えの車で街に入って真っ先に目に飛び込んできた花が朱色と黄色のカンナでした。広い高速道路の中央分離帯に植えられ、8月末の季節にふさわしくたくさんの花をつけていました。四川大学構内の花壇にもよく植えられていて、枯れる間もなくもう新しい黄緑の葉が伸び始め、花をつけるので、花が咲いていない時期の方が短いくらいでした。(2007.9)(53.2×72)
2017/04/04
2017/04/03
2017/04/02
2017/03/31
2016年7月「爲華忙」展覧会作品紹介 その19 梔子
梔子は四川大学の構内の花壇や植え込みの縁などによく植えられていました。初夏には八重の花がたくさん咲きました。成都では一重の梔子は見たことがありませんでした。西門近くの広場で毎朝体操をしていた方が、「この花は香りがいいので大好き」と話してくれました。中国ではジャスミンをはじめ香りのよい花が好まれ、初夏には町で含笑花(からたねおがたま)の蕾に糸を通したものを5毛で売っていて、それを服の前ボタンにかけていると、一日中いい匂いにつつまれます。その方は梔子の蕾もそうするといいよ、と教えてくれました。 (2007.12)(49×69.8)
2017/03/27
2017/03/16
2017/03/14
2016年7月「爲華忙」展覧会作品紹介 その15 葵
2008年5月12日、四川省汶川市を震源とする大地震が発生しました。成都は沖積平野に位置し、地盤が揺れを吸収したそうで、大きな揺れはありましたが、壊滅的な被害は免れることができました。それでも学内には、しばらくの間各建物の点検補修などのため、テント村が設けられ、屋外生活を余儀なくされた学生、教職員が多数いました。特に大学東区は古い宿舎や校舎が多く、黄薇さんのアトリエのあった建物も天上が落ちたりして立ち入り禁止になりました。その一角で葵が花をつけていました。可憐なゆらぐようなその風情に、地震の大きな被害への祈りに似たものを感じました。 (2008.6.29)(27×37.6)
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