2017/03/06

2016年7月「爲華忙」展覧会作品紹介 その11 山鶺鴒と梯梧




 梯梧は沖縄県花になっていますが、原産はインドやマレー半島で、日本では沖縄が北限とされてきました。今は東京でも見ることができます。四川大学構内には、数種類の梯梧がありました。キャンパスにはアメリカ梯梧(和名は海紅豆)の並木道がありました。これは南米の原産で、花が貝殻のように開きますが、ここに描いたものは珊瑚刺桐と呼ばれるもので、花壇に植えられていました。小刀のような形の花で閉じたまま開きません。それが長い花枝に房のように咲いたり、固まって咲いたりしているのです。木の枝には鋭いトゲがあります。 (2007.9)(66.5×48.2)


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